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​研究・技術

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​研究実績

私たちは、1995年の 阪神・淡路大震災 でVLF電波を用いて電離層の異常を世界に先駆けて発見し、2011年の 東日本大震災 でも前兆電離層異常を検出しました。その後も、地圏や大気圏で各種の前兆現象を発見し、長期間にわたるデータを基に電離層の擾乱と地震との統計的相関関係を示してきました。

 

近年では、2021年3月の福島県沖地震において、地圏、大気圏、電離圏にまたがる約10項目の複合観測結果を示し、複合観測の重要性を世界に訴えています。単一パラメータによる予知には限界があり、複合観測が予知において不可欠であるとの結論に至っています。

​手法・技術

社名 QuakeInsight Tokyo の「Tokyo」には、日本の喫緊の課題である関東直下型地震の予知に取り組むという意味が込められています。関東地域には、地震活動が活発な「地震の巣」と呼ばれる多くの地域が存在しており、これらの地域を対象に予知研究を行います。私たちの過去30年の実績を駆使して、以下の観測方法を基盤にして予知研究を進めています。

  1. 地圏:AMeDASデータによる地表面でのパラメータ観測

  2. 大気圏:VLF/LF電波を用いた下部電離層の擾乱観測

  3. 電離圏:上部電離層(F層)電子密度のリアルタイム解析

​さらに、これらの観測データに加えて、各種の新たな観測パラメータの導入や、人工知能の適用を進めています。これらの観測とその総合解析を通じて、地震前兆および直前前兆現象の総合研究と予知技術の確立を目指します。今後は、地震予知情報の配信を開始し、この分野で活躍できる人材の育成にも取り組んでいきます。

Dashboard Project

弊社で現在取り組んでいる最新技術を融合したプロジェクト「Dashboard Project」は、地震前兆を捉えるための多項目データ統合プラットフォームです。VLF電波、GPS-TEC、AGW(重力波)、AMeDASデータ(気温、相対湿度)などの変動をリアルタイムで解析し、機械学習により異常を自動検出・分類します。地圏・大気圏・電離圏の相互作用(LAIC)に基づき、複雑な前兆現象を可視化し、時空間的な前兆モデルの構築を進めています。

Earthquake precursor monitoring dashboard by QuakeInsight Tokyo

Dashboard Project による多項目データのリアルタイム解析画面

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